2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

■読書 白石一文「すぐそばの彼方」 光と影。表と裏。すぐそばと彼方。背反する言葉を並べる、これほど解り易いタイトルもない。この人の著書は三冊目で、いずれの主人公も自我がとても強い印象を受けた。それが小説にありきでも、主人公の他人を見て取る能力…

ドライブに誘われ それを承諾したら知らぬ間に異国の地まで連れていかれた。異国である県外のドライブは、どんより空模様にもかかわらず、とてもたのしかった。また行きたい。今度は冬の海へ。 ケータイからの更新はタイピングが辛くて、これで精一杯です。…

余所見しつつQooのアップルジュースを飲んだら鼻の中にぶわーっと進入された。1.5ℓペットボトルの残り一口で、コップに注がなくてもいいではないかフォッフォーと悪魔(中身はクー)にそそのかされてラッパ飲みしたのが間違いだった。慣れないことはするもの…

夏の匂いが消えた。夏の匂いは、通りがかりのマンション前に放置された生ごみの臭い(におい違い)。はたまた夏の匂いは、通りがかりの道端で嗅ぐ学校プールから漂う塩素のにおい。秋の匂いはどんなだろう。鼻を掠める風についた秋味の枯葉の匂い、か。 こん…

■読書 雫井脩介「火の粉」 まだ読んでいる最中のミステリー作品な、この本。この人の文章はとても読みやすい。翻訳するのに適した文章だろうと思う。国語の勉強ができたわけでもないのに言うのは憚れるのだけれど、主語や修飾語、動詞が整然と並べられ、状況…

毛布一枚で寝ると翌日は洟をすすらなければならない寒さになった。部屋の温度計は18℃に。寒いはずだ。寒い。この寒さを凌ぐには今日から掛け布団を追加するのが得策らしい。それからハロゲンヒーターをひっばり出して温まるのも。さっそく実行へ。一昨昨日ま…

何もかもが平凡なので平凡な日記しか書けない。この平凡さから逃れるには平凡じゃない行動で平凡から脱却しなければならない。だけど平凡が本質であるからに平凡を失くすと平凡が恋しくなる恐れもあるので、平凡を平凡にこなすのがもっともで無難だと思った…

■sleep 4,5日前に枕の位置を変えました。ここ何ヶ月か夜中に家の向かいでアイドリングをかますトラックがあるので、対処するのにベッドの位置を変えたらば枕の位置まで変わったしだいです。おかげで騒音の心配もなくなり安眠できているようで、睡眠時間が少…

■韻踏みのこと 「水色の風」 光は罪の果て 視界の隅は誰 痛みに吸い込まれ この韻踏みの素晴らしさときたら、助詞以外の母音が3行すべて同じ。正確にいうと3行目の「込」は違うけれど、上二行での同音節位置では助詞にあたるので無視。説明が下手でごめんな…

■読書 ゲーテの「若きウェルテルの悩み」を何年かぶりに読み返した。 ウェルテルは婚約者のいる女性に思いを馳せる。だが最も愛せる人が存在する幸福と 手に入れられない不幸はしだいに彼の人格をも破綻させる。そして自殺。 はしょり過ぎだけどこんな話。ウ…

パソコンのモニターがぶわんぶわん震度3で揺れた。世界は今日で終わってしまうの、せめて最期に冷蔵庫のヨーグルトを食べようと走り出す準備で立ちあがったらば、プリンターがシャコシャコと印刷にはげんでいるだけだった。配置が悪いのですか、でもモニター…

しまった。布団で横になるのは僕の最大の喜びとばかりに眠ってしまって連続更新記録が早くも途絶えた。自分の部屋にパソコンがあれば更新の怠たりもなくなりそう、なのでノートパソコンが欲しくなった。物欲は果てしなく。あれもこれも欲しい。んーどうしよ…

■ドラマ 大奥を観るには歴代の徳川将軍を覚えなければならないなと頭の上にエクスクラメーションマークがぴこんぴこんしたので久々に脳みそを働かせた。今まで知らなかったのと突っ込まれても何もいえない、徳川のおじちゃんよりお天気お姉さんの名前を覚え…

中国では「神は人間に耳を二つと口を一つだけ与えた」との格言があり、口で喋る二倍の量を耳で聞けとの意味なんだとか。相手の話を聞かずしてまともな意見も述べられないだろうとの精神らしい。それにしては言動が過激なのは一体なんなのだろう(第三者の言葉…

本を読んでいても内容がさっぱり頭に入ってきません。他に考えなければならない事柄でもあるのと自問をして答えを促すも、この体裁は知らない振りをするのがとても巧いのです。そして僕もまた感慨に耽る振りを、ナルシストの一面を垣間見せます。心に潜む悪…

身も心もボロボロです。何かあったのではなくて何もないからボロボロなのです。無難な道くらい知っていると自分を変に慰めて、やる気がないのは自覚していると100万回言い聞かせています。 今日の心境を表す一曲 → zard「永遠」 この選曲なんか間違ってる。 …

黒い塊が――。 雨降りの日、うちにもまっくろくろすけが――。 ――ベランダで雨宿りの黒猫だ! 黒猫がじっと遠方を見据えている様と雨の音で絵になる。黒猫は何処をみて何を考えているのだろうとぼんやり。しばらく、どうしても猫好きの血が騒いだので気を引くた…

■雑記 棚の整理で昔の通知表が出てきたので何が書かれているか読んだところ、「温厚、誠実な人柄でユーモアがある」とのこと。他人からよくいわれるクールだねとイコールになりそう。暗い、テンション低い、これを棘がないようにいうとクールだねになるらし…