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■田舎記
愛知から祖母の家のある新潟へ出向いた。祖母の家では叔父さんに酒ばかり飲まされた。田舎ルールでは数分に1度ビールがなみなみと注がれ強制的に酔わすらしい。普段は飲酒しないのでフラフラに。世の中が歪んでは見えなかったものの、お酒には十分呑まれた。壊れた。
ほんのり酔いつつ、祖母にこっちに住まないかと勧められた。しらーっと考えたけど案外こっちの水に合うのかもしれない。山へ行く（畑がある）のを手伝わせるつもりだったのかも知れないけれど、1週間も居れば視力が2.0まで回復するくらいの遠くにしかものがないのも粋で乙だと思う。北海道のGが極力いない生活に憧れるのと並ぶくらいの住みたい熱に襲われた。