親戚のお兄さんの赤ちゃんを人見知りな僕は遠目に眺めた。子供が生まれたらどんな人でも子煩悩になるとの話に割って入れない僕は聞き耳をたてていた。

小指が本当に小さいことに感動した。それがクネクネ動いて。キャッキャッ笑って、ぐずって。今なら言える、世界中のどんな女性よりも赤ん坊(男の子)が好き。