■会話の妙
 以前の会話で僕が発した言葉を、相手がそのまま投げ返してくれた。嫌味ったらしくなく さらりと言ったので、二人にしか解らない合言葉のような、でもそれとは違う、なんだろう、とかく文字にできない感情が湧いたと同時に、自分の話をきちんと聞いてくれていたことに安穏を感じた。ちょとした幸せ。