結局、プロバ乗り換えはネットに繋がらない日もなく無事に移行できた、二、三日ネットに繋がないときもあるのだから気にも留めていなかったけれど。


 何の報せか、日記を書かない間に同じ夢を三回も見た。夢の内容の接点は、居酒屋でお酒を呑んでいると隣の見知らぬ人が話しかけてくる、レジで支払いを済ませる、かなり酔ったまま自宅に帰ると「こんな時間までー」と妻が怒る。
所帯をもっていることに、そして帰りが遅いのを怒ってくれることに、なんとも幸せを感じる夢だった。
 些細な幸せがとても好き。だって、些細な幸せを感じるのはとても幸せなことだから(変な言葉)。


 些細な幸せ――本を買うこと。
 島本理生さんの「一千一秒の日々」を買った。作者とは歳が同じなので、なんだかなあ、と劣等感に苛まされそう。やはり、同い年の人は何かと気になる。