夢日記
父親が赤ん坊を抱えて部屋にきた。名も知らないどこの馬の骨とも知れない赤ん坊を椅子の上に座らせ部屋を出ていく。ものの二秒足らず、赤ん坊は自らの体を支えられなくなり地面に頭を打ちつけた。泣き叫ぶ。うるさい、でもかわいい。
日に日に赤ん坊は身体が小さくなって、一週間目には僕の親指ほどのサイズに縮んだ。明日にはもっと小さくなるのを見込んで、僕は赤ん坊に小指ちゃんと名づけた。本人は解っているのかいないのか僕の人差し指を不乱に噛りついている。

と、ここで夢が覚めた。噛りつかれた指が少し痺れていた。この夢の深層心理を探ろうと指をしばらく見つめるも睡魔に負けた、コテンパンに。よわっちい。