River

夜中さあ眠ろうと布団に入ると、家の横にある用水路からバシャバシャと水を掻く音が聞こえる。用水路にダイブ決めてる陽気な人は誰だよー、と窓から覘いても人がいる気配がない。ああそういえば、と亀が密かに住んでいることを思いだした。警戒心の強い亀で、僕が奴の顔を拝んでやろうと柵から身を乗り出すと、姿を見られまいとして直ぐに水の中へ潜り込んでしまう。そんな亀。しかし、この用水路は水が涸れている時もあったのにどう生き延びていたのか不思議でならない。
この用水路では、ビーバー*1が泳いでいるのも見掛けたし、色々と発見が多い。そのうち朱鷺だって見られると思う。

*1:実際はビーバーではない他の生き物。でも当時はビーバーにしか見えなかった。