万博へ行って来た。チーズの次に嫌いな人込みにわざわざ出向くのは気が進まなかったけれど、それでも万博に興味を持ちはじめていた今には絶好だった。入場してまず、JR東海が出典しているパビリオンに向かったけれど、いきなりの20分待ち。三菱のパビリオンに行っては50分待ち。ドイツ館に行っては90分待った。今日一日しんぼう強い子になりきった僕の演技力はなかなかだと思う。

日も落ちると人がどっと減り、その空きに、ヨーロッパ各国の出典しているグローバル館を片端から廻った。ブルガリア館ではヨーグルト売り場と化していたり、ドイツ館では室内ジェットコースターを設置していたり、国柄がよく見えた。中で、印象に残ったのはフランス館。今回の万博のテーマである環境をシュールレアリズムを取り入れた映像で魅せてくれた。はあ、環境を考えるなら森を切り開いて万博を開催するよりも自然の侭を残しておこう、と連れが説いていたけれど、環境を考えることが少なかったせいで現状にあるなら、やっぱりこういう形で知ることは大切なんだと思った。

画像はひとつだけ載せる。イタリア館にあった人間の模型。近くで見るとかなり気持ち悪い。